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【2024年最新データ】保護猫様のリアルを知って、今すぐできる猫助けを始めるニャ!

2024-07-25

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やぁ、ニンゲンたち

ボクは元お外の猫様で、今は温かいおうちで暮らしてるイケニャン(イケてる猫様)だよ

まぁ、キミたちニンゲンのおかげで今の快適な生活があるから、今日は特別に保護猫様のリアルについて教えてあげるね

ふふん、感謝してニャ!

でも正直言うと...お外の猫様たちのことが心配なんだ

だから今回は、ちょっとマジメな話をするよ

保護猫様の世界に起きた奇跡ニャ

殺処分数が劇的に減ってるニャ!

ふんふん、まずはいいニュースから聞かせてあげるね

ボクが環境省のデータを調査してみたら、なんと2023年度の猫の殺処分数は6,899匹だったんだよ

「え、それって多くない?」って思った?

ところがどっこい!

これ、実はとんでもない改善なんだよ

📊殺処分数の5年間推移

殺処分数の5年間推移

見てよこの下がりっぷり!

5年間で約75%も減少してるんだ

しかも2023年度はワンコと合わせて史上初の1万匹以下を達成

ふふん、ニンゲンたちもやればできるじゃない

譲渡成功率も上がってる

さらにいい話があるよ

🔀猫様の行き先別割合(2023年度)

行き先別割合(2023年度)

つまり約8割の猫様が新しい猫生を歩んでるってこと

1970年代は年間約122万匹が殺処分されてたから...

まあ、キミたちニンゲンも少しは改心したみたいだね

そう甘くない現実ニャ

でも、喜ぶのはまだ早いよ

このすばらしい数字のウラには、見えない苦労があるんだ

保護団体がパンク寸前

動物愛護法が改正されて、自治体が飼い主からの引き取りを拒否できるようになった

それ自体はいいことなんだけど...

結果として民間の保護団体に負担が集中してるんだよね

🏘️保護団体の実情

  • 慢性的な人手不足(みんな疲れてる...)
  • 24時間体制のケア(子猫は夜中も起きるからね)
  • 精神的な負担(救えない命への罪悪感)

うーん、ボクも心が痛むよ

多頭飼育崩壊が深刻化

これも大きな問題だね

🙀多頭飼育崩壊の3パターン

  1. 知識不足型
    「避妊去勢?何それ?」→猫様が爆発的に増加

  2. 高齢者・病気型
    お世話係が体調悪化→猫様のケアができなくなる

  3. アニマルホーディング型
    「猫様は全部ワタシのもの!」→手放せなくなる病気

2023年度の殺処分数が最多だった福島県では、高齢者の死亡で多数の猫様がセンター行きになったって...切ないよね

地域住民とのトラブル

地域猫活動も一筋縄じゃいかないんだ

住民の理解がないと、かえって猫様への敵意が増大しちゃう

  • 糞尿被害への苦情
  • 「餌やり禁止」の看板
  • 猫様への虐待行為
  • ボランティアと住民の対立

はぁ...なんでニンゲンって話し合いが下手なのかね

シビアなお金の話ニャ

ここからは現実的な話をするよ

愛情だけじゃ猫助けはできない

お金が必要なんだ

TNR活動のコスト

🏥1匹あたりの手術費用内訳

  • 去勢手術(オス):10,000円〜15,000円
  • 避妊手術(メス):15,000円〜30,000円
  • その他(捕獲器、交通費、検査費):3,000円〜5,000円

平均して1匹あたり1万円〜3万円

ひゃー、ボクの高級カリカリ代より高いじゃない!

保護猫1匹の本当のコスト

これがまた驚きの金額だよ

💉初期医療費

  • 最低でも2万円(ワクチン、血液検査など)
  • 避妊去勢手術込みで4万〜5万円
  • 病気があれば...数10万円

月間飼育費:約3万円

どんな猫様も、お世話代はかかるんだね...当然だけど

保護猫カフェの厳しい現実

保護猫カフェの経営って、想像以上に大変なんだ

📉月間収支例

  • 経費:100万円(小規模でも)
  • 客単価:1,000円〜1,500円
  • 利益:...計算したくない

ほぼ利益はなく、ボランティアや寄付に頼るしかない

続けていくのも一苦労だね

もし、閉店してしまったら保護猫様たちはどうなるの?

ボクは、そっちが心配だよ...

地域猫活動の成功と失敗ニャ

地域猫活動には成功のコツがあるんだ

成功する活動の5つのポイント

🗣️ ステップ1:住民への事前説明
いきなり餌やり開始は絶対NG!説明会で現状を数字で説明

🏛️ ステップ2:自治会・行政と連携
一人じゃ無理。正式承認と助成金制度を活用

💰 ステップ3:資金・人員の確保
複数の協力者と資金計画。役割分担も明確に

📋 ステップ4:ルールと管理体制
餌やり時間・場所を固定。掃除・健康チェック担当を決める

📊 ステップ5:成果の記録・報告
TNR実施数、猫の数の変化、苦情件数をデータ化

入念な準備と計画、コミュニケーションが大切なんだよ

失敗パターンはこれ

住民無視型:「猫様のためなら何でもOK!」→住民ブチギレ

資金不足型:「愛があれば大丈夫!」→途中で活動停止

管理不徹底型:「餌だけあげればいいでしょ?」→環境悪化

はぁ、ニンゲンって極端なんだよね

法律が変えた保護猫様の世界ニ

2019年の改正動物愛護管理法で、状況は大きく変わったよ

主な改正点

項目 改正前 改正後
子猫の販売 制限なし 生後56日未満は禁止
虐待の罰則 軽い懲役または罰金 より厳罰化
センター引き取り 断れない 正当な理由があれば拒否可

マイクロチップ義務化の現実

2022年からマイクロチップが義務化されたけど...

期待したほど効果出てないのが現実かな

😺期待:迷子猫様の飼い主特定、遺棄の抑制

😿現実:既存の猫様への装着率低い、情報更新忘れ

うーん、ニンゲンって忘れっぽいからね

テクノロジーで変わる猫助けニャ

最近はデジタル技術も活用されてるよ

AIマッチングシステム

OMUSUBIっていうサイトがあるんだって

性格診断で相性判定してくれるらしい

ふふん、ボクなら「超絶イケニャン」って判定されるはず

SNSを活用した里親探し

Instagram、Xでの情報拡散も効果的だね

動画で性格紹介すると、猫様の魅力が伝わりやすい

ボクの動画も人気だったからニャ〜(夢の中でだけど...)

新しいタイプの保護猫カフェ

バリアフリー保護猫カフェや、キャットマッチングハウスなんかも登場してる

時代は変わってるんだね

キボウある未来に向けてニャ

さて、最後にボクからキミたちへのメッセージだよ

データが示す希望

確かに現実は複雑だし、課題も山積み

でも忘れちゃいけないのは、5年間で殺処分数が75%も減ったこと

これは間違いなく、キミたちニンゲンの努力の結果だよ

まあ、たまには褒めてあげるね

完璧を求めなくていい

ボクが学んだのは、完璧な解決策なんてないってこと

でもみんながそれぞれできる範囲で行動すれば、確実に状況は改善する

💴 月1,000円の寄付
📱 SNSでの情報シェア
💬 正しい知識を友人に伝える
🏠 里親になる(余裕があれば)
🤝 ボランティア参加

どれも立派な猫助けだよ

ボクの10年後の夢

  • 殺処分数をさらに半減(年間5,000匹以下)
  • すべての自治体で地域猫活動が当たり前
  • 保護猫の譲渡率90%以上
  • 動物愛護団体の経営安定

これは夢物語じゃない

データの改善トレンドを見れば、実現可能だと思うんだ

まとめだニャ

命は平等、愛は無限大

でも愛情だけじゃ解決できない現実もある

だからこそ、正しい知識と適切な行動が必要なんだよ

ボクみたいに幸せになれる猫様を、1匹でも多く増やすために...

キミたちニンゲンが頑張ってくれると、ボクも嬉しいな~

まあ、素直に言うのは恥ずかしいけど...

本当はキミたちのこと、信頼してるんだからね!

でも、できることから始めてニャ!

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ボク

「保護猫を家族に迎えたい」「猫のために何かしたい」そんなニンゲンに役立つリストを用意してやったぞ!自分に合った方法で猫助けするニャ!ボクのブログも読むんだぞ!読まないとソファでバリバリしちゃうぞ!